慈姑 = KUWAI
音:くわい
正しくは「くわゐ」と呼ぶ。
今は黒慈姑と呼ばれる「烏芋」のこと。
形状が鍬に似てる芋で「鍬芋」(くわいも)が転じた説。
葉が藺草に似ており食える藺草の意味で「食藺」(くえい)が転じた説。
可能性高い。
日本語を探り、考える
慈姑 = KUWAI
音:くわい
正しくは「くわゐ」と呼ぶ。
今は黒慈姑と呼ばれる「烏芋」のこと。
形状が鍬に似てる芋で「鍬芋」(くわいも)が転じた説。
葉が藺草に似ており食える藺草の意味で「食藺」(くえい)が転じた説。
可能性高い。
里芋 = SATOIMO
音:さといも
里で栽培される芋の意味で「里芋」(さとうも)の説。
室町時代末期からの総称。
室町時代末期以前は「家芋」(いえつうも)などとも呼ばれる。
山芋 = YAMAIMO
音:やまいも
山で採れる芋の意味で「山芋」(やまいも)の説。
奈良時代より栽培が始まり「里芋」と分けて呼ばれるようになる。
芋 = IMO
音:いも
古くは「うも」と呼ばれる。
地中にあることから「埋も」(うも)の説。
蕗 = FUKI
音:ふき
古くは「ふふき」と呼ばれる。
「葉広茎」(はひろくき)が転じた説。
「広葉茎」(ひろはくき)が転じた説。
葉が大きく風に触れる様から「葉吹き」(はふき)が転じた説。
葉が大きく風に触れる様から「風吹き」(ふふき)が転じた説。
冬に黄色い花が咲くことから「冬黄」(ふゆき)が転じた説。
用便の後に葉で尻を拭いたことから「拭き」(ふき)の説。
葉が大きく傘などに用いたことから「葺く」(ふく)が転じた説。
「葉葺く」(はふく)が転じた説。
うまふき = UMAFUKI
音:うまふき
牛蒡(ごぼう)の古い呼ばれ方。
馬が好んで食べた蕗の葉に似た草の意味で「馬蕗」(うまふき)の説。
蕗に似た葉の旨い草の意味で「旨蕗」(うまふき)の説。
「旨ふ蕗」(うまふふき)の呼び方があるので「旨蕗」の説か。
牛蒡 = GOBOU
音:ごぼう
古くは「牛蒡」(ごばう)と呼ぶ。
漢語「牛蒡」(ごばう)の説。
古くは「キタキス」「ウマフフキ(ウマフブキ)」と呼ばれていた。
蓬 = YOMOGI
音:よもぎ
ますます萌え茂る草の意味で「弥萌茎」(よもえくき)が転じた説。
よく燃える草の意味で「弥燃茎」(よもえくき)が転じた説。
モグサの材料であるが、可能性は低いか。
蘿蔔 = SUZUSIRO
音:すずしろ
涼やかな白い根の様から「涼白」(すずしろ)の説。
清々しい白い根の様から「清白」(すずしろ)の説。
菘に代わるものの意味で「菘代」(すずしろ)の説。
可能性高い。
菘 = SUZUNA
音:すずな
「細小菜」(ささな)が転じた説。
可能性は低い。
花が鈴生りな様から「鈴花菜」(すずはなな)が転じた説。
可能性は低い。
錫製の丸い容器に似た様から「錫菜」(すずな)の説。