蜂 – はち

蜂 = HATI
音:はち

「刺」(はり)が転じた説。
「針持」(はりもち)が転じた説。

「針刺」(はりさし)が転じた説。
蠍の語源と同じになるので可能性は低い?

栄養ある液をためる羽のある虫の意味で「羽乳」(はち)の説は?
蜜蜂を指すので有力か?

羽音の朝鮮語「pol」 が源とする説。
羽音の朝鮮語「borl」が源とする説。

古くは「スガル」とも呼ぶ。
ただし、「スガル」はジガバチのこと。

百足 – むかで

百足 = MUKADE
音:むかで

「百手」(ももがて)が転じた説。
「百数多手」(ももいかて)が転じた説。
「向手」(むかいで)が転じた説。
「対手」(むかふて)が転じた説。
「六十手」(むがて)が転じた説。

ヤスデとの対から「六十手」が有力か?

蜘蛛 – くも

蜘蛛 = KUMO
音:くも

朝鮮語「こみ」「ごみ」が転じた説。
有力か?

巣を組むことから「組む」(くむ)が転じた説。
粘った巣を組むことから「組餅」(くも)の説。
「巣組守」(すくみもり)が略された説。
次に有力か?

巣にこもることから「籠り」(こもり)が転じた説。
虫を捕まえ噛むことから「噛む」(かむ)が転じた説。

住処の奥まったところの意の「隈」(くま)が転じた説。
「雲」「熊」と同語源。

手足を広げた様に似た「雲」(くも)の説。
巣が似ている「雲」(くも)の説。

キリギリス – きりぎりす

キリギリス = KIRIGIRISU
音:きりぎりす

鳴き声「キリキリ」に虫を表す「す」を付けた説。

「す」は「鳥」を意味する接尾語でもある。
虫を意味する接尾語でもある?

現在の「コオロギ」のこと。

コオロギ – こおろぎ

コオロギ = KOOROGI
音:こおろぎ

古くは「こほろぎ」と呼ぶ。

コホロギ = KOHOROGI
音:こほろぎ

鳴き声「コホロ」「コロムコロム」が元とする説。

ただし古くは夜鳴く虫の総称であり特定の鳴き声は可能性低い。

蝗 – いなご

蝗 = INAGO
音:いなご

稲に付く小虫の意味で「稲子」(いなご)の説。

稲を食べる虫の意味で「稲食」(いねくう)が転じた説は?
稲を求める虫の意味で「稲乞」(いねこう)が転じた説は?