木天蓼 = MATATABI
音:またたび
古くは「わたたび」と呼ぶ。
偽の蓼の実の意味で「悪蓼実」(わるたでみ)が転じた説。
偽の蓼の実の意味で「悪爛実」(わるただれみ)が転じた説。
長い実と平たい実の2つ成ることから「又つ実」(またつみ)の説。
虫の産卵でできた瘤が亀の甲に見えることから、「冬の亀の甲」の意味のアイヌ語「またたんぷ」が転じた説。
日本語を探り、考える
木天蓼 = MATATABI
音:またたび
古くは「わたたび」と呼ぶ。
偽の蓼の実の意味で「悪蓼実」(わるたでみ)が転じた説。
偽の蓼の実の意味で「悪爛実」(わるただれみ)が転じた説。
長い実と平たい実の2つ成ることから「又つ実」(またつみ)の説。
虫の産卵でできた瘤が亀の甲に見えることから、「冬の亀の甲」の意味のアイヌ語「またたんぷ」が転じた説。
片栗 = KATAKURI
音:かたくり
花の様が傾いた籠状であることから「傾籠百合」(かたかごゆり)が転じた説。
葉の形が栗の子葉に似ていることから「片栗」(かたくり)の説。
花を付けず一枚の葉の株が多く表面に白いまだらがある様から「片葉鹿子」(かたはかのこ)が転じた説。
(追加)2020/04/30
球根が栗の実を割った片割れの形をしてることから「片栗」(かたくり)の説。
この説は誤説か。
楤 = TARA
音:たら
ウドの意味の古い朝鮮語Ttatur(つたたら)の一部tur(たら)の説。
「太郎ウド」(たろううど)が転じた説。
棘が多いことから棘の古名「たら」の説。
虎杖 = ITADORI
音:いたどり
若芽を揉み傷に貼ると痛みが和らぐことから「痛取り」(いたとり)の説。
蓼 = TADE
音:たで
紅蓼は辛く口が爛れるの意味で「爛れ」(ただれ)が転じた説。
蓼藍から採れる染料が藍。
茗荷 = MYOUGA
音:みょうが
「茗荷」は当て字。
古くは「めが」と呼ぶ。
香りから「芽香」(めが)の説。
ショウガを「兄香」(せのか)と呼ぶに対し、「妹香」(めのか)の説。
椒 = HAZIKAMI
音:はじかみ
刺激で食べることをかき乱すことから、攪食(かきはみ)が転じた説。
生姜が酢と反応して赤くなることから「端赤み」(はしあかみ)が転じた説。
実は俗説か。
山椒 = SANSHO
音:さんしょう
古くは「椒」(はじかみ)と呼ぶ。
生姜と区別するために「なるはじかみ」や「ふさはじかみ」とも呼ぶ。
成椒=NARUHAZIKAMI
音:なるはじかみ
実が成ることから「成椒」(なるはじかみ)の説。
房椒 = HUSAHAZIKAMI
音:ふさはじかみ
実が房になることから「房椒」(ふさはじかみ)の説。
生姜 = SHOUGA
音:しょうが
生のしょうがを意味する中国語「生薑」(しゃうきゃう)が転じた説。
漢字表記では「薑」の同音の「姜」が当てられた。
古くは「はじかみ」や「くれのはじかみ」と呼ばれる。
「くれのはじかみ」の「くれの」は「呉の」で、中国の古い地名か。
韮 = NIRA
音:にら
古くは「みら」と呼ぶ。
食べると美味しいことから「美辣」(みら)の説。
ニラを「小韮」(こみら)、ニンニクを「大韮」(おおみら)とも呼んでいた。